ほーほーほー 1UPだってよ

猫と遊んだり、バイクでツーリングしたり、おいしいものを探したり・・・日々感動したこと、ふと感じたこと、日常のちょっとしたことを綴ります。

驚きの展開・・・な本

昨日アップしたのですが、いつの間にか消えてました(T-T)
まあいいけど。



昨日、奥歯の詰め物が取れました。
昨日、提出してもらった資料の出来が最悪だったので、ちょっと意見しました。


なんだか嫌なことが立て続けでした。
ややわあ。



気晴らしに読んだ本、これがなかなかなだったので、紹介です。


  

鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ  綾辻行人



館シリーズ、よく読みました。
伝説の建築家が作った館で起こる様々な密室殺人を描いたシリーズもの。
映像化は不可能?
だって、主人公の友人の作る折り紙の造形物がすごくて・・・・
これができないことには、映像化は無理でしょ(笑)


館の名前がついていたので、同じシリーズ?って思いましたが、全然違いました。




本書を読んでいると・・・・

作者から読者への挑戦状です!
驚きの展開です!!


まあ、わたくしの浅はかな考えなんぞ、作者の意図通りに引っ掛かりました( ;∀;)



日常の会話中に、「逆に・・・」って言う方いません?
なんの意図があるのか?
本当に逆転の発想の意味合いで言ってくるのか?
単なる合いの手か?
いちいちイライラ来ます。
逆に逆に逆に・・・今は肯定否定?って(笑)



本書、この「逆に」がキーワードにもなっているような気がします。
それから、「べた」な設定。
・主人公の連れに、一卵性双生児の方がいます
・一方は、頭の切れがいまいちな刑事さん
・他方は、頭の切れる何をやっているのか不明な方
・入れ替わりで、事件を解決です
べたです。


べたな設定で、伏線を一杯張り巡らせる無理のない文章構成、軽快なタッチ、挑戦状を入れ込むくらいですから、読者にわかるように伝える描写・・・
そして、きれいに伏線を回収。


面白いですねえ。
この方の文章、自分でもかけるって勘違いさせるタッチなんですよね。書けないけど。



この本、殺人方程式Ⅱって副題もついていますので、シリーズ二作目です。
一作目は、「殺人方程式 切断された死体の問題」です。
一作目の方が、逆に面白いかもですね?
こんな感じの使い方でいいのでしょうか(笑)私は使いませんがね。


次回用に図書館でチェックしてみます。