ほーほーほー 1UPだってよ

猫と遊んだり、バイクでツーリングしたり、おいしいものを探したり・・・日々感動したこと、ふと感じたこと、日常のちょっとしたことを綴ります。

気になっていたので・・・

帰省帰りの電車の途中から読みだした本。
気になったので、一気読み。
でも、ちょっとおっかない話なので、一気とはいかず・・・



第12回日本ミステリー文学大賞新人賞 受賞作品です。
そして、シリーズ1作目とのことなので、シリーズを読んでみよう!!

 


な・な・なんと!にゃにゃにゃんこ!!
杏さん主役で、2015年にTVでスペシャルドラマになってました。



印象的なシーンは、主人公とそのお姉さんとのやり取り。


「悪」とは、大脳辺縁系の障害のこと。
脳の損傷が犯罪の全ての原因だったら、犯罪者は自由意志で犯罪を犯していない。殺人病だから責任能力を持っていないことになる。裁くことはできない。
だから最初に言ったでしょ。隔離すべき、と。


異常異様な犯罪者は、だいたい責任能力がないと弁護され保護され、無罪放免。
現実社会でもこのような事例は多々発生している。実に忌々しい。
本作でもお姉さんは、容赦なく殺されてしまいました。主人公のお姉さんだったために。
小説上であっても納得いかない、悲しい出来事でした。



集団自殺、猟奇快楽殺人、別々に発生する事件。
警視庁、所轄、どちらが主導するかでもめるだけの警察機構。
そこに絡む謎の人物。
いやいや、息の詰まる展開。
ぐろい警察内部のもめごとを織り交ぜながら、TVドラマと違うどろどろとした展開。
なかなかに凄惨な話でした。



で、TVドラマの配役はというと・・・
クロハ(主人公):杏  いいねえ、見てみたい
カガ:池内博之  クロハを目の敵にする刑事、・・いいねえ
お姉さん:小西真奈美  ほう・・・
キリ:中村倫也  おお!いいねえ
タカハシ:仲村トオル  ほうほう、いいねえ


総じて、いい配役だぞ。
これは期待できるかも!? 見てみよう(^^♪